特設ページでご案内させてもらいましたが、12月24日に秀和システムさんより、
私の2冊目の書籍が発売となります。
一番やさしいロジカルシンキング入門
『シート一枚で論理的に考える技術』渡辺まどか(著)
1500円(税抜き)
その出版を記念しまして、ライターさんに本の見所や魅力についてインタビューしてもらいました。
渡辺さん、よろしくお願いします!
目次
初心者にもベテランにも読んでもらいたい!「再現性」の高い『やさしいロジカルシンキング入門』
ーまず、今回の書籍はどんな本なのか教えてもらえますか?
一番やさしいロジカルシンキング入門本です!
“一番やさしい”と言うのは、暗黙の内にロジカルシンキングってこういうものと説明を省略されがちなところを、手順を省かずに、正面から取り組んでわかりやすく解説しているからです。
また、よくあるビジネスシーンをピックアップして、そのシチュエーションごとに【ワークシート1枚】を用意しています。
そのシートに書き込んでいくだけで、話の要点が押さえられ、言いたいことがまとまり、相手に伝わる話ができるスキルを身につけられる本です。
初心者向けですが、内容を絞ったわけではなくて、難しい内容を再現できるように詳しく書いています。
ー「再現性」がある本なんですね!一言で言うとどんな本でしょうか?
「ロジカルシンキングの初心者の方」でもわかるように書いていますし、
「ロジカルシンキングのスキルはあるけど、なぜか相手に通じないと思っている方」に読んで頂いても、それなりに歯ごたえのある内容になっていると思います。
会話形式でわかりやすく、感情移入しやすい成長ストーリー
ー特にどんなところが見所でしょうか?
文章がずっと長く続くより、質問と答えというやり取りは合いの手が入って読みやすいです。
社会人3年目の葉梨長夫(はなし ながお)くんが本書の主人公なのですが、登場人物の顔のイラストが入っていたりしていて、書いている内にだんだん可愛くなってきました(笑)
葉梨くんは、最初の頃、上司に「こんなレポート書いちゃダメだよ」みたいにメッタメタに言われるけど、本の中に登場するロジカルシンキング講師の私に言われたことを実践している内に成長していくストーリです。
真面目な社員が一皮向けるストーリーを読む中で、「これ自分に近いかも!」と感情移入している内にロジカルシンキングが身につけられるようになっています。
世の中のロジカルシンキング本とはここが違う!
ー世の中にはたくさんのロジカルシンキングの本が出てると思いますが、そことの違いはどんなところでしょうか?
世の中のロジカルシンキング本はスキル系にすごく片寄っているし、一方で自己啓発系の本は、精神論ばっかりでどうやったら伝わるのかが書いていなかったりします。
本書はロジカルシンキングの本でありつつも、
- コミュニケーションとは?
- 人としてどうあるべきか?
みたいなところにも言及しています。
コミュニケーションにしろロジカルシンキングにしろ、
「人」ありき、という前提に立って書いている
ところが他のロジカルシンキング本と大きく違うところだと思います。
また、一般的なロジカルシンキングの本は、難しい専門用語やフレームワークが登場しますが、本書では使っていません。
- 「意見を言う」
- 「依頼をする」
- 「数字で説得をする」
- 「製品やサービスを提案する」
など、よくあるビジネスシーンをピックアップして、シチュエーションごとに、ワークシート1枚を用意してます。
ーそれはシンプルでわかりやすいですね!
豊富なケーススタディとコミュニケーションの本質に迫ったロジカルシンキング本
ー今回、特にこだわったポイントはありますか?
シチュエーションごとに、様々なケーススタディを書いていてるのはこだわりポイントの1つですね。
多くの方は「こういう時にはこのフレームワークがいい」ってところに目が行きがちですが、実はロジカルシンキングで大切なことはフレームワークそのもののよりも、
相手がどういう人で、何に興味関心を持ち、
何を知りたいと思っているのか?
という点です。
それに合うように、フレームワークを考えないと、結局「あなたは何を言ってるの?」って感じになってしまいます。
ーそもそも聞いてもらえないというか、入り口にも辿り着けないという感じでしょうか。
そうですね。
例えば、本の第5章に、展示会に来て商品に興味を商品にもってきてくれた人に初めて提案にいくというシチュエーションがあるのですが、本来「何にお困りですか?」ということを聞かないといけません。
しかし、相手の興味・関心を踏まえずないで、自分の会社・組織の視点からモノを考えてしまいがちなんです。そうすると
って発想になってしまいがちです。
そこを本書では、人物像を設定し、具体的なシチュエーションという形にすることで、相手がどういう人で、どんな興味関心をもっているか、というのを想像しやすくなっています。
コミュニケーションでゃ、相手がどういう人で、どういうところに興味関心をの持っているのか、ということを考えないとだめなんです。
人と人とのコミュニケーションなので、どういう人とどういう人が話すというイメージなしに、コミュニケーションは成立しません。
「How」に当たるスキルだノウハウだけ言ってもあまり伝わらない。
伝えたい人とそれぞれに伝えたい想いと興味や関心がベースにあるからこその「How」なんです。
そこを書けたので、「なるほど」って思ってもらえるところはあるんじゃないかなって思います。
『シート一枚で論理的に考える技術』はこんな人に読んで欲しい!
ー本書はどんな方におすすめでしょうか?
- スキルはあるけれど、人の気持ちが読めない、わかってもらえない人
- 人の気持ちには汲み取れるけれど、どう意見を投げたらいいかわからない人
どちらの方にも読んでいただけるような形になっています。
本書に取り組めば、コンサルタントのようにロジカル純度が高くなかったとしても、会社の中でビジネスコミュニケーションとしてかなり高いレベルでできるようになると思ってます。
本書で解説している
- 数字を押さえて話す
- 問題・原因と分けて話す
などガチで描いていて、それができるだけでも全然違います。
発売がますます楽しみになりました^^
1/21(火)19:00〜21:30
『シート一枚で論理的に考える技術』出版記念セミナー@渋谷 BOOK LAB TOKYO
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
本書には、主人公の葉梨(はなし)くんの成長ストーリーを通して、「実践できるからできるようになるんだよ」というメッセージが含まれています。
本書の実践の1つの機会として、【2020/1/21(火)19:00~21:30】渋谷BOOK LAB TOKYOにて出版記念セミナーを開催します。
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