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「大きな人生の選択をするために必要な、ただ一つの基準」
今回は、「満足いくキャリアには「目標」よりも「ゴール」が必要だ」という話です。
仕事も、プライベートも、やり始めたときには楽しくて、夢中で仕方なかったのに、いつの間にか楽しくない、ぎすぎすしていて、気が重い…という方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ最近、うまくいかないのだろう。
そんな時には、
もしかしたら目指している「ゴール」を見直すタイミング
なのかもしれません。
目次
「ゴール」を設定する
みなさんは、「目標」と「ゴール」、2つの言葉の違いをしっていますか?
仕事の中でも、キャリアを考えるうえでも、「目標」や「ゴール」という言葉、よく使いますよね。
もしかしたら、みなさんの職場でも、目標管理制度が敷かれていて、期首に目標やゴールを上司と話し合いながら決めているかもしれません。
ところが、多くの人が、言葉の意味をよく理解しないまま、「目標」「ゴール」という言葉を使っています。
実は、私もかつてそうでした。
コンサルティング会社に入ってから、先輩に口を酸っぱくして教えられたのが、目標とゴールの違いなんです。
この違いを知っているかどうかで、
行動の質が、そして結果の質が大きく変わります。
少し考えてみましょう
目標とゴールの違いについて説明する前に、ちょっとワークをやってみましょう。
仕事、キャリア、家庭、趣味なんでもいいです。
みなさんがいま悩んでいることを思い浮かべてください。
その悩んでいることの「ゴール」はなんでしょうか?
言葉で表現してみてください。
書けたら、続きを読んでみてくださいね。
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目標とゴールの違い
「目標」とは、「ゴールを達成するうえで目指すべき、具体的な目印」です。
具体的な目印なので、
定量的に表現しやすい、行動に移しやすいのが、「目標」
です。
一方、「ゴール」とは、「たどりついたときにそうなっていたい状態」です。
自分や周囲の人、環境も含めて、
「どうなっていたいか?」を表現するのが「ゴール」
です。
だから、
- 1年で売り上げ1億円を目指す
- 3か月で本を100冊読む
- 3年でリーダーになる
というのは、目標であり、ゴールではありません。
ゴールとは、「その目標を達成したことでどういう状態になっていたいか?」なので、
・1年で売り上げを1億円を達成(目標)することで
資金に余裕ができ、次のビジネスをスタートさせられる。新たな事業機会を通じ
て、チームメンバーが次の成長の機会を獲得できている状態にする(ゴール)
・3か月で本を100冊読む(目標)ことで
今まで知らなかった分野に触れ、次に自分が深めるべき分野を特定できている
状態にする(ゴール)
・3年でリーダーになる(目標)ことで、
経済的に今までよりも満たされた状態になる(ゴール)
どうでしょうか?
みなさんが書いた“ゴール”は、「ゴール」になっていましたか?
もしかしたら、「目標」を“ゴール”として書いていたりしないでしょうか?
最高のあなたになるために。
「ゴール」は自分で描き出すもの
「目標」は、定量的に表現しやすく、行動やステータスとして形になりやすいので、多くの人が定めやすい、言葉として表現しやすかったりします。
一方、「ゴール」は、自分だけの、「そうなっていたら最高だな、理想だなという状態」です。
上司との面談では、「目標」は設定できます。
しかし、「ゴール」は自分で描き出すほかありません。
みなさんの「ゴール」は、他人は設定してくれません。
というよりも、できないのです。
なぜなら、
何が最高か、何が理想か、は
人によって感じ方・考え方、ものの見方・捉え方が全く違う
からです。
前回の記事でも、
を至上の喜びとする私
と
が楽しい、プロモーションの専門家の方
の話を書きましたが、
これは「どちらが正しい」とかではなく、どちらも真っ当で大事なことなんです。
ただ、
- どっちを強く感じるか
- どっちの方がわくわくするか
- どっちの方がより満足感を得られるか
は人によって違うというだけ。
自分が何にわくわくや喜びを感じるかは人それぞれです。
それは、自分の実感、感情を観察する、自分と向き合い、感じていること・考えていることをアウトプットすることでしか、表現できないのです。
「最高!理想!」と感じるものをゴールに設定する
さらに、時折私たちは、「ゴール」を見失います。
自分が「最高!理想!」と感じるものをゴールに設定するのではなく、
他人(親や家族、上司…etc)の期待や、いい人・できる人に見えるように見栄や義務感を「ゴール」に据えてしまう
ことがあるのです。
例えば私が、「売れたい」「有名人になりたい」という欲を持つように。
「自分の中を通ったものを、自分なりの方法でアウトプットし、それが社会に貢献できること」
が至上の喜びの私が、
「売れたい・有名になりたい」
をゴールに据えた瞬間に、仕事は喜びから義務感に変わります。
売れるためには、有名になるためには、
- まずは定量的に目標・期間を設定しましょう。
- この期間でやるためには、逆算するとこのやり方がベスト。
- じゃあ、この時期までにこれを…
となるのですが、私の場合、
「自分の中を通ったものを、自分なりの方法でアウトプット」する
ので、
アウトプットできる量は限られているし、
自分が納得できるクオリティにするためには
試行錯誤が必要
なんです。
だから、がちがちに逆算して自分の行動を、アウトプットを管理しすぎると、
「ビジネスの仕組みを考え、実行し、成功させること」
が得意な人なら、たぶん私ほどのダメージはないはず。
本当になりたい自分にだったら、心を殺さずに、ボロボロにならずともなれる。
他人の期待や、見栄・義務感からきたゴールだと、どこかでほころびが生まれます。
自分の体に合わない服を着ようとすると、服が破れるか、自分の魅力が大幅ダウンするかのどちらかにしかならないのです。
もし、いまみなさんが悩んでいるとしたら、
- ゴールを言葉として形にしていない
- 他人の期待や、自分の見栄・義務感をゴールにしてしまっている
のかもしれません。
秋の夜長、ちょっと時間を作って、自分と向き合い、自分がどんな状態になっていたいのか?自分のゴールを設定してみるのがおすすめです。
追伸:
私のロジカルシンキングでは、ツールとしてのロジカルシンキング(一般的な意味でのロジカルシンキング )だけでなく、”その人だけが持つ情熱”を表現することをゴールにした、継続的なトレーニングです。
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