今回は10月からスタートしたロジカルシンキングのオンライントレーニングに
実際に参加してもらったライターさんにレポート記事を書いていただきました。
ライターの坂下です。よろしくお願いします!
先日、渡辺まどかさん主催のロジカルシンキングのオンライントレーニングに参加しました。
その様子を簡単にご紹介したいと思います。
【ロジカルシンキングのオンライントレーニング】とは、
zoomというオンラインツールを使って、
実際にロジカルシンキングの演習問題にリアルタイムで取り組み、
その後、先生からの解説と質疑応答ができる
『ロジカルシンキング専門のオンライントレーニングジム』です。
具体的には、全体90分で、講義パートと3つの演習問題に取り組みます。
問題だけが3つだけだと「物足りなそう」と感じる人もいるかもしれませんが、
1問・1問取り組みがいがあり、3問あればお腹いっぱいな感じです。(しかも、月2回)
さらに、毎回宿題がついていて、提出するとフィードバックもしてくれます◎
今回のテーマ「雲・雨・傘を見極めよう」
今回のオンライントレーニングのテーマ「雲・雨・傘を見極めよう」でした。
雲・雨・傘のフレームはご存知の方も多いかもしれません。
僕も知ってはいましたが、今回実際に演習に取り組んでみて、
- 「雲(事実)」「雨(解釈・推測)」「傘(判断・提案)」を分別するのって案外難しい
- フレームだけ知ってわかっていたつもりになっていた
と感じました。
また、日常で相手との主張や意見が食い違ってしまったり、
ちょっとしたトラブルやクレームに遭遇する場面があるかもしれませんが、
今回オンライントレーニングに参加して、
「雲・雨・傘」の違いを正しく判断できるようになることで、
意見を擦り合わせたり、相手に納得して伝え方がしやすくなる
とも感じました。
それでは、実際にどんな問題が主題されたのか、その一部をご紹介したいと思います。
演習1「雲・雨・傘」を見極める
課題1は次の文章を読んで、①〜⑥の部分がそれぞれ「雲(事実)」「雨(解釈・推測)」「傘(判断・提案)」に当たるのかを考えてみてくださいというものです。(時間15分)
お時間がある方は実際に考えてみてください。
日常で「雲(事実)」「雨(解釈・推測)」「傘(判断・提案)」を意識して分別することはないので、意外と悩みました。
なお、オンライントレーニングでは、問題の答え合わせだけではなく、
渡辺先生から「なぜ、そうなのか?」の解説があり、不明な点があればその場で質問もできます。
実際に、他の参加者の方から、「これは雨ではなくて、雲なのではないか?」という指摘があり、渡辺先生が「なぜ雲なのかを解説する」なんて一幕もありました。
演習2「判断」に至る過程(事実 → 解釈・推測)を考えよう!
次の問題は、課題文の二人(佐々木さんと鈴木さん)のやり取りから、
それぞれの判断に至った過程(「事実(雲)」→「解釈・推測(雨)」)を書き出すというものでした。
ここで参考になったのは、解答例に加えて、
「意見が食い違っている時に、どうすれば主張の納得性を高めることができるのか?」
というポイントも教えてくれたことです。
- 他にどんな事実があれば、納得してもらえるのかを考え、根拠となる事実(雲)を増やす
- 互いの「雲(事実)」「雨(解釈・推測)」の違いを本当にそうなのか、その妥当性を確認する
そして、演習3は追加情報を元に、説得するための雲(事実)・雨(解釈・推測)を付け足してみようというもの。
ここまでくると、いい意味でロジカルシンキングの筋肉痛になりそうな勢いでした。
まとめ
渡辺まどかさんのロジカルシンキングのオンライントレーニングに参加させていただきました。
こういう場がないと、一人で演習に取り組むことってなかなかないので、すごく貴重な時間だなと感じました。
また、前半でも書きましたが、
「ロジカルシンキングのフレームを知っていること」と「実際に使いこなせているかどうか」は全然別物で、
自分はわかっていたつもりになっていたんだと演習に取り組んでみてよ〜くわかりました(苦笑)
月2回のオンライントレーニングに真面目に取り組むだけで、
実践で使えるロジカル筋がかなり鍛えられそうですね^^