先日、新刊『シート1枚で論理的に伝える技術』の出版記念セミナーを開催しました。
そのセミナーに参加してもらったライターさんに潜入レポートを書いていただきました。
こちらこそよろしくお願いします!
目次
どうやったら“わかりやすい説明”ってできるんだろう?
あなたは
「もっとわかりやすく説明してと言われてしまった」
「どうしたらもっとわかりやすく説明できるんだろう?」
と悩んだことはありませんか?
僕自身も
みたいなことが結構あります。
でも、わかりやすい説明するにはコツがあり、
そのコツを押さえていけば、苦手意識がある方でもブラッシュアップさせることができます!
今回参加した「1枚で論理的に伝える技術出版記念セミナー」は、
わかりやすい説明のポイントを学び、
かつ、著書『シート1枚で論理的に伝える技術』
の「1枚ワークシート」を使いながら、
実践問題に取り組むことができるセミナーでした。
渡辺まどか(著)『シート1枚で論理的に伝える技術』
出版記念セミナーということですが、初めての方のために
本書『シート1枚で論理的に伝える技術』と著者の渡辺まどかさんを
簡単にご紹介したいと思います。
『シート1枚で論理的に伝える技術』
『シート1枚で論理的に伝える技術』を一言で言うと、
初心者の方にも、ベテランの方にも読んでもらいたい、
一番やさしい実践的なロジカルシンキング入門本
本書では、難しい用語やフレームワークは使わずに、
- 「意見を言う」
- 「依頼をする」
- 「数字で説得をする」
- 「製品やサービスを提案する」
など、よくあるビジネスシーンをピックアップして、
そのシチュエーションごとの課題に対する【ワークシート1枚】を用意しています。
そのシートに書き込んでいくだけで、
- 話の要点が押さえられ、
- 言いたいことがまとまり、
- 相手に伝わる話ができる
そんなスキルを身につけられることができる一冊です。
そんな【ロジカルシンキングを日常で使いこないしたい人】のための
実践的なロジカルシンキングの入門書です。
渡辺まどかさんの教えるロジカルシンキングの特徴
渡辺まどかさんはこれまでストアカで延べ700名の方にロジカルシンキングを教え、
ロジカルに考えられない・話せないことで自信を失い、壁に直面しているビジネスパーソンのお悩み解決の力になっています。
ロジカルシンキングを教えている方はたくさんいますが、
多くのロジカルシンキングを教えている方は
ノウハウやフレームワークなど「How?」の部分ばかりを伝えているのに対し、
渡辺まどかさんは、「How?」のもっと奥にある、
その人の「何を伝えたいのか(What)」、
そもそも「なぜ伝えたいのか(Why)」も大事にされている方です。
渡辺まどかさんはロジカルシンキングを
自分の思いをかなえるためのツール
として使っていただきたいと語られています。
渡辺さんの詳しいプロフィールはこちら↓
「わかりやすさ」の3要素とは?
セミナーでは、まず「わかりやすさ」の3要素について解説してくれました。
- 全体像
- ストーリー
- 具体性
それぞれ簡単にポイントを解説すると、
1.全体像
- 全体がどんな構成要素からできているか?
- 各要素の主題は何か?
- いまどの部分か?
2.ストーリー
- 構成要素の順番、要素同士の相互の関係性
- 全体がひとつの繋がったストーリーとして、相手の 心に響くか?
3.具体性
- 根拠となる、データや事象などの「事実」
- 過去事例や他社事例など「事例」
- 自分がそう考えるに至った「自分の経験」
この3つが備わっていることが大事で、どれか1つでは抜けてしまうと、
「で、結局何が言いたいの?」
「理解はできるんだけど……(すっきりしない顔)」
「判断できないよ」「もっと具体的に言って」
などと言われてしまうとおしゃっていました。
この部分は書籍『シート1枚で論理的に伝える技術』でも詳しく解説しているので
ぜひ読んでみてください^^
実践ワークに挑戦してみた!
新刊『シート1枚で論理的に伝える技術』では
ビジネスシーンで「よくある5つのシチュエーション」に応じた
ワークシートをストーリー形式でご紹介しています。
第1章 なぜわかりやすく話せないのだろう?
第2章 伝わる話の型を身につけよう
第3章 依頼をする
~社内の他部門に依頼をする~
第4章 説得をする
~上司を数字を使って説得する~
第5章 製品・サービスを提案する
~顧客に自社の製品・サービスを提案する~
第6章 企画を提案する
~自分の企画を上司に提案する~
そして、今回のセミナーでは、実際の問題をワークシートに取り組んでみる
というワークがありました。
思ったよりも早く筆が止まり、知識やフレームをただ知っているだけという状態と、
実際にできるという全然違うなと感じました。
伝える順番を間違えていませんか?
ワークの解説を聞いていて、とかくやってしまいがちだなと思ったところがありました。
渡辺まどかさん曰く、それは人に何かを伝えようとした時に
- 自分が伝えたいことを
- 伝えたい切り口で
- 伝えたい順番で
伝えてしまうと、相手に伝わらないというのです。
したがって、正しいやり方は、
- 自分が伝えたいことを
- 相手が「知りたい・興味がある」切り口で
- 相手が「理解しやすい」順番で
というもの。
徹底的に、相手目線に立つ必要があるんですね。
相手目線に立つためには、「相手の興味・関心を押さえる」
ということが大事になってくるのだそうです。
さらに、ワークの解説部分では
相手になるほど!と言ってもらうために
押さえておくべきポイント
なども具体例と共に紹介してくれました。
まとめ
以上、渡辺まどかさんの「1枚で論理的に伝える技術出版記念セミナー」に参加レポートです。
わかりやすい説明のポイントと『シート1枚で論理的に伝える技術』の実践方法がより理解できたセミナーでした。
あと気になるのは、
この記事がわかりやすく書けているかどうか、
というところですが・・・・
ありがとうございました!
こちらこそ貴重な機会をありがとうございました^^