自分を生きる

【自分を生きる】気が合わない人とも私のままで関わる方法

渡辺まどか
渡辺まどか
こんにちは。
渡辺まどかです。

前回の記事を読んでくださった方から、
こんな質問をいただきました。

 

好きになれない(共感できない)人と
信頼関係を築くにはどうしたらいいですか?

 

好きになれない(共感できない)人と
話をするというのは、
なかなかにしんどい作業ですよね…

 

 

 

こんな時は周囲にヘルプを!!

まず、大前提として、

「心身の健康や財産に
害を及ぼす人とは付き合わなくて良い」

があります。

 

ハラスメントや暴力・虐待
(物理だけでなく、精神的なものも含む)

だと感じたら、
しかるべき組織に相談してください。

 

家族や友人などの場合も同じです。

 

相談した先で相手にされないという
ひどいケースも聞きますが、

それでも、
相談に乗ってくれる相手を、
諦めずに、組織内外に探してください。

 

あなたご自身以上に
大切なものはありません。

 

自分が悪いから
もう少し耐えれば何とかなるから
自分が我慢すればあとは丸く収まるから

 

という考え方は、
何の解決にもなりません。

 

逃げずに、自分を大切に、
とにかく、安心して相談できる相手を
探してください。

 

渡辺まどか
渡辺まどか
とはいえ、渦中にいると、
それが難しかったりします。

どうか、自分に甘く、
相談相手を探してくださいね。

 

 

単に気が合わないと感じる場合は

「心身の健康や財産に害を及ぼす」
ほどではなけれど、

お付き合いしなければならない
相手の場合。

 

これは、
好きになれない(共感できない)とは、

「気が合わない」
ということだと思います。

 

難しいところですよね。

 

渡辺まどか
渡辺まどか
上司や部下や顧客、
家族や友だちであっても、
そういう人はいます。

 

私は、
好きにならなくても、
共感しなくても
いいと思います。

 

 

というよりも、
本当の意味での「共感」という感覚は、

おそらく、あなたが
思っているものとは違うからです。

 

 

相手と「まったく同じ」はありえない

一般的に、「共感」とは、

「相手が、
自分と同じような感じ方をしている、
経験をしていると思えること」

と捉えられているように思います。

 

自分と同じような境遇だから、
同じような目に合っているから、
共感する。
好きなモノ・嫌いなモノやことが同じ、
大切にしている価値観が近いから、
共感する。

 

あなたは、「共感」を、
そんな風に捉えてはいないでしょうか。

 

 

前回の記事でも書きましたが、
相手の頭の中と、自分の頭の中が、
まったく同じになることはあり得ません。

 

同じ境遇で、それを

「辛い」とか
「恵まれている」と

語ったとしても、

 

いつ、どこで、
  辛い/恵まれていると感じるのか

具体的に何に対して、
  辛い/恵まれていると感じるのか

辛い/恵まれているとは、
  どんな感情で、
  どのくらいの強さ・深さなのか

と、
自分の「辛い/恵まれている」と、
相手の「辛い/恵まれている」を、

より具体的に、
詳細に突き詰めていくと、
必ず差異があるはずなのです。

 

もし、

「この人だけは、
自分と同じように感じている!」

と思うような人がいたとしても、
それは勘違いです。

 

渡辺まどか
渡辺まどか
たしかに、
似たような感じ方・考え方を
するのかもしれませんが、

あなたとすべてが同じではありません。

 

あなたが
「自分と同じだ!」と感じているのは、

「自分を相手に投影している」

 

つまり、

 

相手の感じ方・考え方を無視して、
自分の感じ方・考え方を
押し付けているにすぎないのです。

 

 

本来のコミュニケーションを楽しもう!

好き(共感できる)人であっても、
好きになれない(共感できない)人であっても、

 

程度の差こそあれ、

相手はあなたとは
「違う感じ方・考え方」をしています。

 

 

そして、
本当の意味での「共感」とは、

同じ物事を見て、体験しているとき、
自分と相手は、

違うけれども、共に何かを感じている

ことを指します。

 

 

そして、

私はこう感じるけれども、
あなたはどう感じる?

と、自分の感じ方・考え方を
自分の中で言語化してみる、

 

 

そして、
相手の感じ方・考え方に興味を持ち、
その違いを楽しもうとすることこそが、

本来の意味での
「コミュニケーション」なのです。

 

そのようなコミュニケーションであれば、

好きな相手でも、
好きになれない相手でも、

同じようにできます。

 

 

前回の記事でも書いた通り、

 

「私はこう感じるけれども、
 あなたはどう感じる?」の繰り返し

違和感を感じる部分があったら、
 否定したりアドバイスしたりするよりも
 「それはどういうこと?」と質問する

というコミュニケーションこそが、
信頼関係の礎になるのです。

 

相手のことを、
好きでも、
好きになれなくても構いません。

 

でも、

同じ時間と空間を
共有しなければいけない相手、

同じ目標に向かって
協力関係を築く必要がある相手であれば、

 

どんな相手であれ、

「自分と相手は違う感じ方・考え方をしている」ことを
常に意識に置いた上で、

 

違いを見つけて、
違いを楽しむ、

そんなコミュニケーションを
してみてくださいね。

 

 

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