本年もよろしくお願いいたします。
今年はみなさんもいつもとはちょっと違うお正月を過ごされたのではないかと思います。
新年を迎えて、いまどんな気持ちでしょうか。
2020年を一言で言うと…
2020年は、一言で言うと「絶望の年」だったなと思います。
コロナの流行で、全ての人が、これまでの日常とは全く違う環境に、否応なく放り出されてしまいました。
その中で、自信を失ったり、自分のスキルの低さをまざまざと自覚したり、心地よい人との繋がりが失われてしまったり、自分の生きる目的を見失ったり。
大なり小なり、多くの人が「絶望」を味わったのが2020年だったと思います。
私自身も、打ち合わせやセミナーが全てオンラインになったことで、これまでプロモーションをサポートしてくれていたチームが機能しなくなりました。
自分の苦手なことと向き合わなければならなくなったり、自分が進むべき道に迷いを感じ、孤独な意思決定に身をよじるような時期が続きました。
絶望は「コロナ」が原因ではない
しかし、私たちが経験した絶望は、コロナのせい、ではありません。
コロナでの環境の変化がきっかけで、もともと私たちの中にあったほころびが、急に目に見える形で出てきてしまっただけ。
今までは
「見ないふりをして済ませてきてしまったこと」に、
向き合わざるをえなくなっただけ
だったのです。
絶望とは、
「今まであると思っていたものが、
実は存在していなかったことに気付き、
真っ暗闇に放り出されること」
です。
絶望は、つらく、苦しく、先が見えない。
時間の流れが無限にも感じるものです。
ただ、一つ言えるのは、私たちが成長するためには、「最後まで絶望すること」が必要だということです。
自分が、
- 途方もない時間を費やしてやってきたこと
- お金をつぎ込んでやってきたこと
- 時には悔しさを感じることがあっても熱中すること
そうであればあるほど、壁にぶつかった時に
自分はなんてちっぽけなんだろう、これしかできない、これしかもっていないのか
と感じます。
でも、絶望するのは、現状の自分に対する理解度があがったから、とも言えます。
絶望は「成長の証」
みなさんがコツコツと経験と実感を積み上げてきたからこそ、少しずつピントがあうようになって、クリアに周囲の景色が見え、自分の現在地がわかるようになった。
現状の問題点が、高い解像度で見られるようになったから、持っていないもの・不足しているものがわかるようになったんです。
だから、絶望は少しずつ先に進み成長していることの証とも言えます。
2020年の私が陥った絶望や孤独も、コロナでの環境の変化がきっかけではありましたが、必然だったとも言えます。
2019年に、メルマガやオンライントレーニングをスタートし、受講生のみなさんと一緒に少しずつ私も成長してきました。
受講生のみなさんとのやりとりの中で、
私がお伝えできる、
受講生が受け取る価値がどういうものか、
渡辺まどかのロジカルシンキングとはどういうものなのか?
という解像度が、自分の中で上がってきたんです。
だからこそ、次の成長のために、自分が持っていない才能(売れるように魅せること)や、選ぶことができない未来(すぐにさくっと儲かる)がより鮮明に見えるようになりました。
(自分がつけていた日記を読み返してみると、その過程がありありと見えて感慨深いです。)
絶望は、そこが行き止まりではありません。
自分が持っていないもの、なりたいけれどなれない自分の未来を受け入れるからこそ、
- 真摯に学ぼう・鍛えようと思える
- 仲間と助け合い高め合おうと誠実になれる
- 今できることに最大限の力を集中させられる
からです。
絶望があるからこそ、損得や見栄・成功を度外視して、飾らない自分・肩ひじ張らないありのままの自分に、全集中でエネルギーを注ぎ込むことができ、壁を乗り越えられるのです。
だから絶望するときは、最後まではっきりと目を見開いて、その正体を確かめなければなりません。
さらに「安心と自信をもたらすロジカルシンキング」を
もし、みなさんが、絶望を感じていて、その先に進みたいと思うとき、私のロジカルシンキングは、それをサポートする技術でありたいと思います。
みなさんが、この記事やセミナー、オンライントレーニングを通じて、何かを受け取っていただけるのであれば、私にとってそれ以上の喜びはありません。
なぜなら、受け取ってくださる方がいるからこそ、私の「すべての人にとって、安心と自信をもたらすロジカルシンキング」は進化するから。
セミナーを受講してくださるみなさんは、
私にとって『パートナー』なんです。
絶望の2020年を経て、2021年の渡辺まどかは、さらに「すべての人にとって、安心と自信をもたらすロジカルシンキング」を磨いていきたいと思っています。
それこそが、私が熱中できることであり、届けたいと思うメッセージだから。
自信・安心・ロジシン(ロジカルシンキング)
本年も、よろしくお願いいたします。