ロジシンコラム

「業績評価で何を書いたらいいかわからない」にお答えします!【ロジカルシンキングコラム】

渡辺まどか
渡辺まどか
おはようございます。渡辺まどかです

 

3月決算の会社だと年度末、
そろそろ、業績評価の時期ですね。

 

あなたは、
業績評価のコメントを
どう書いたらいいか
悩むことはないですか?

 

先日、
個人レッスンを受講されている方に、

業績評価って、どう書いたらいいのかわからないです…

というご質問をいただいきました。

 

意外と、業績評価で
何を、どのように書いたらいいのかは
教えてもらえないんですよね。

 

今日は
ロジカルシンキング講師の視点から、
業績を自己評価するときの
コメントの書き方をご紹介したいと思います。

 

 

「業績評価」ってなにを書けばいいの?

 

業績評価のコメントを書くときに大事なのは、

①具体的に自分がどんな取り組みをしたのか?

②その取り組みによって、組織にどんな貢献がもたらされたのか

の2点です。

 

例えば、
小学生の子どものお手伝い報告例に、
考えてみましょう。

 

 

よくあるコメントは、
こんな感じですね。

 

例1

私はお皿洗いをしました。

お皿洗いをしたときに工夫したことは、
お皿を重ねるときは油ものかどうかを
きちんと確認したことです。

油ものとそうでないものを重ねてしまうと、
より多くの洗剤を使うことになります。

お皿を下げる際に、
重ねる種類や順番を確認することで、
スムーズにお皿洗いを行いました。

例1は、
良くまとまっているように見えますが、
「①自分の取り組み」についてしか述べていません。

 

小学生の作文としては
これでも十分素晴らしいのですが、
社会人として業績評価のコメントがこれだと、
ちょっと物足りません。

 

また、
こんな感じのコメントも
よく見かけます。

例2

私はお皿洗いをしました。

1月から2か月間、
毎日お皿洗いを継続しました。

これにより、
お皿をきれいになったか確認する注意力と、
手際の良さというスキルが身に付きました。

この例では、

①取り組んだことだけでなく、
それがどんな結果になったか、
という点に触れているのが
例1と違う点です。

 

さらに、こんな例だとどうでしょう。

 

例3

私はお皿洗いをしました。

お皿を下げる際に、
油ものとそうでないものを確認し、
油ものが増えないように注意しました。

これにより、
使う洗剤の量が3ml節約、
お皿洗いの時間が5分短縮され、
効率的にお皿洗いを
することができました。

 

自分の取り組みが、
どんな結果をもたらしたのか
を書くだけでなく、
その結果を定量的に示しているのが
例2と違うところですね。

 

それでも、例3に至ってなお、
社会人として「惜しい」

 

この書き方だと、
②組織にどんな貢献がもたらされたか?
という視点には至っていません。

 

「組織への貢献度」という視点を加えるコツ

 

ではどうすれば
②組織にどんな貢献がもたらされたか?
という観点を持ち込んだ
書き方にできるのか?

 

それには、
組織・チームの期待・ニーズを踏まえ、
自分の取り組みが期待・ニーズに
どのようにつながっているか?
理解することが必要になります。

 

 

 

例えば、報告する相手が、
圧倒的に忙しくて時間のない
親だとして考えてみましょう。

 

親にとっては
「子どもが皿洗いをしてくれることで、
仕事から帰ってきてほっと一息つく時間を取れる」
という現実的な利益に
ありがたみを感じるでしょう。

 

そのような親の期待・ニーズを
踏まえて書くと、こんな感じです。

 

例4

私はお皿洗いをしました。

お皿を下げるだけでなく、
お皿を洗い、拭き、食器棚へとしまうところまで、
一連の作業を自主的に取り組みました。

私がお皿洗いをしたことで、
家族で家事を分担でき、
浮いた時間でお互いが
ゆっくりすごす時間を確保できました。

 

この例では、

家族という組織の中で、
親というリーダーは
「みんながゆっくり過ごせる家庭でありたい」
というビジョンを持っている。

 

そして、
そのビジョンを実現するために、
組織の構成員である子どもに対して

親は「家事を分担する」
という役割を期待している。

 

その親の期待・ニーズに対して、
自分の皿洗いという取り組みが
役立っていることを
説明している形になっています。

 

 

ここまで書けると、

この子は、自分のことだけでなく、
家族(チーム)全体について広い視野で
普段からお手伝いに取り組んでいるのだな

ということがわかりますね。

 

つまり、

②その取り組みによって、
組織にどんな貢献がもたらされたのか?

が書けるかどうかは、

 

自分がなぜ(背景・ゴール)その仕事をやっているのか
チームはどんな仕事(全体像)をやっていて、その仕事と自分の仕事(部分)はどんな関係にあるのか?
自分の仕事による成果は、チームの成果にどう影響を及ぼしているのか?

を意識できているかがカギとなります。

 

これは、
期首の目標設定時だけでなく、
普段から、背景やゴール、全体像を意識すること
が大事です。

 

仕事への「想い」を忘れずに

時折、
「理由なんかいいからやれ!」
と言われることがあるかもしれませんが、
そこで諦めてしまったら、
ロジカルシンキング上の成長はありません。

 

「理由なんかいいから~」
と言われた時には、
少なくとも自分の中で
わかっている情報を整理するだけでも
違います。

 

 

ちなみに…

ロジカルシンキングという

「技術」という側面からは、
組織や上司の期待をできるだけ正確に推測し、
自分の成果とつなげて説明できるといいよ、
とアドバイスできます。

 

しかし、あなたが、
自分らしい生き方、
自分が満足できるキャリアを
手に入れようとするならば、
必要以上に“正解”を求める必要はありません。

 

組織や上司も、
“正解”を知らないことの方が
多いからです。

 

組織や上司の“正解”と同じ方が、
評価されやすいのは確かです。

 

しかし、
組織や上司の“正解”に振り回されて、
皆様の意欲や主体性を押し殺すのでは、
結局、「考えない人」になるのと同じです。

 

時には、
組織や上司の期待と一致しないけれども、
どうしても必要だと
考えて取った行動もあるでしょう。

 

そういった行動は、
短期的に評価されなくても、
中長期的に必ず
あなたにとってプラスに働きます。

 

組織や上司の期待について推測しつつ、
自分の情熱(=意欲や主体性)と、
どう接点を見出すのか?
そのバランスが大事なのです。

 

渡辺まどか
渡辺まどか
一時的に評価されなくても、
自己否定する必要はないと、
声を大にしてお伝えしたいです。

 

ちなみに、
家族というチームに、
ビジネス的な感覚を持ち込むと、
ギスギスしますので
絶対にお勧めしません。

 

渡辺家でも絶対にやらないです!!!!

 

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