ロジシンコラム

ロジカルシンキングの講師は普段どう考えているのか?【ロジカルシンキングコラム】

渡辺まどか
渡辺まどか
こんにちは、渡辺まどかです。

私はロジカルシンキング講師を生業にしているので、普段から「深く考える」ということをします。

セミナーの中でも、「ロジカルシンキングはどんなときにも使えますよ!」と言っているのですが、

・・・いつ使っていいのかわからない

という声もよく頂戴します。

そこで今日は

普段、私がプライベートでどんな風に考えているのか?

その頭の中身を公開してみたいと思います。

普段使いのロジカルシンキングとは?

私事なのですが、我が家の長男は保育園に行きたがりません。

先日も「保育園に行きたくない」と駄々をこね始めました。

この場合、問題は「子どもが保育園に行きたがらない」ですが、ここですぐ
「原因は何か?」と考えるのは、問題解決の初手として拙速です。

では、どう考えるのか?と言うと、

「それは誰の問題なのか?」という問題の主語を考える

のです。

保育園に行かなくて困るのは、実は親でしかありません。
(保育園は教育機関ではないので、行かなくても本人は困らない)

ですので、なぜ彼は保育園に行きたがらないのか?を考えることも大切ですが、
それ以上に大切なのは、自分の問題について考えることです。

「問い」と「答え」を繰り返すべし

考えるときは「問い」と「答え」を繰り返します。

なぜ息子が保育園に行かないと私は困るのか?

   ➡︎A.息子が在宅していると仕事に集中できない。
     仕事の締め切りに間に合わないからだ。

具体的に、今どんな仕事を抱えているのか?

   ➡︎A.新しく作成しなければならないセミナーが2件と、記事の執筆が1件

渡辺まどか
渡辺まどか
具体的に考えることが大事です!

その仕事は本当に今日やらなければならない仕事なのか?

   ➡︎A.今日やったほうがいい。
     しかし、自分の作業のスピードとスケジュールを考えると、
     今日やらなくても締め切りには間に合う。

渡辺まどか
渡辺まどか
本当にそうなのか?と疑うことも大事です!

【具体的に+本当に?】と考えると、
最初の答え『締め切りに間に合わない』は
実は妥当な答えではないことに気が付きます。

そもそも、その仕事は、本当にやりたい仕事なのか?

   ➡︎A.セミナーは、自分のやりたいことで、かつニーズのある仕事だ。
     セミナーBは自分の興味はないがお金がもらえるからやる仕事だ。
     現在の収入状況を考えると、セミナーBを受けざるを得ない。

行動には必ず、「動機」と「思考」が伴います。
動機が他者のものだけだとやらされ感になります。

渡辺まどか
渡辺まどか
自分の中の「情熱」に対して誠実に問いかけましょう!

私はどうしたいのか?どうありたいのか?

   ➡︎A.自分の仕事に情熱と誇りを持っている。
     しかし同時に母親でもある。保育園で何かあったのかもしれない。
     今日は、スケジュールに余裕もあることだし、
     休ませてゆっくり子どもと向き合って話をしてみよう。

「どうするべきか?」は一番最後に考えます。

渡辺まどか
渡辺まどか
息子=他人の問題に勝手に答えを出してはいけません。
他人の問題について考えるときは情報収集からスタートです!

こんな感じで私は普段考えています。

ロジカルシンキングは1日にしてならず

今回のポイントをまとめます。

  1. 問題の主語を考える
  2. 自分の問題は自分の中で問いと答えをたてて考える
  3. 具体的に考える
  4. それは本当か?と考える
  5. 自分の気持ち(情熱)についても考えてみる
  6. 他人の問題を考えるときは、情報収集からスタートして②~⑤を繰り返す

ただし、これを瞬時に考えているわけではなく、後から上記のように書き出します。

書き出すと整理され、最後まで考えきることができます。

普段からその積み重ねをしているので、いざというとき
「今日は保育園を休ませても大丈夫」という見切り発車の意思決定ができるのです。

ロジカルシンキングは、普段の積み重ねが大事なんです。

ちなみに、上記のポイントは、ビジネスについて考えるときも同じですよ!

参考になりましたでしょうか?

こういうケースではどう考える?

など、解説してほしいシチュエーションのリクエストお待ちしております!

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