外出自粛が続いていますね。
私はもともと、セミナーや研修以外は自宅近辺で仕事をしているのですが、そのセミナーや研修の仕事がすべてキャンセルになってしまい、自宅100%になってしましました。
私の場合、セミナーや研修がなくなると、家族以外の人と話す機会がなくなります。
今日は、こんなときだからこそ、「人と交わる意味」について考えたいと思います。
「まどかさん、元気ないですねー」
先日、私のプロモーション関係を手伝ってくれるチームのみなさんと、オンライン・ミーティングをしました。
昨年末までは、会議室に集まって定期的にミーティングをしていたのですが、いろいろな事情が重なって、しばらくミーティングを休止していたんです。
そんな折の外出自粛要請。
その結果、久しぶりのプロモーションチームとのミーティングは、オンラインになりました。
開始して5分、プロモーションチームのメンバーが一言。
普段から、自宅で仕事することが多いので、一人で作業することは慣れています。
そしてこう見えて人見知りの私。
セミナーや研修の場では、人当たり良く話していますが、プライベートでは交友関係は広くありません。
だから、外出自粛になっても、セミナーや研修がなくなっても、生活は変わらないかな、と思っていました(収入的には大打撃ですが…)
プロモーションチームとミーティングをしてみるまでは。
イノベーション(新しいアイデア)が生まれるのは、全く異なる領域のものが交差したとき
人と話すとき、私たちはたくさんの「言葉」以外のメッセージをやり取りしています。
表情であったり、身振り手振りであったり、声のトーンや、存在感。
実はそういったものすべてが、コミュニケーションの手段です。
昔、『人は見た目が9割』なんて本も流行りましたが、コミュニケーションは言葉だけではない、というわけです。
つまり、
ということです。
そこには、ポジティブな刺激だけではなく、ネガティブな刺激も含まれます。
人と交わることは、素晴らしい体験をすることもあれば、嫌な体験をすることもある。
それでも、
そして新しい何かを生み出していける!
なのです。
少し前に出版された書籍になりますが、フランス・ヨハンソンという人が書いた、
『アイデアは交差点から生まれる イノベーションを量産する「メディチ・エフェクト」の起こし方』
という本があります。
この本の中でヨハンソン氏は、
イノベーション(新しいアイデア)が生まれるのは、
全く異なる領域のものが交差したときである
と述べています。
人と人が交わるということは、異文化交流であり、異文化交流があるからこそ、新しいアイデアが生まれるのです。
そして、セミナーや研修がなくなってしまった私に足りなかったのは、異文化交流でした。
人と交わることが仕事のモチベーションにつながる
外出制限は仕方のないことです。
しかし、人との交流がなくなってしまうことは、新しいアイデアはおろか、仕事をするモチベーションすら失われてしまいます。
「元気がない」と言われた私は、まさにその状態だったわけです。
リモートワークをする人が増えた一方、リモートワークに疲れて出社したいという人もいるのは、
からなのかもしれません。
ミーティングを通じて、いろいろ話しているうちに、次第に自分の中にエネルギーが湧いてくることに気づきました。
陸に上がってしまった魚のように、セミナー講師たるもの、やはり受講してくださる方と話さないと精気が失われてしまうようです。
というわけで、こんな時期だからこそできることとして、オンラインでのセミナーに力を入れていきたいと思います。
急遽ではありますが、以下の日程でオンラインセミナーをやります。
4/9(木)19:30〜21:00【オンライン開催】
わかりやすい説明ってどうやればできるの?セミナー
https://reservestock.jp/events/426109
4/14(火)&16(木)19:30〜21:00【オンライン開催】
実践ロジカルシンキング!説得力のある伝え方 https://www.reservestock.jp/page/event_series/54512
興味のある方、ぜひぜひご参加くださいませ。
みなさんと交われる機会を楽しみにしております!