今日は、評価されるのは怖いという話です。
ニコニコ笑顔でハイテンション!の裏側
先日、保有しているコーチングの資格更新のために、
久しぶりにコーチングの研修を受講してきました。
実は私のロジカルシンキングは、
普通の方がイメージするロジカルシンキングとはちょっと違う、
ロジカルシンキングとコーチングと融合させた、
深く考える・自分の考えを言葉にし、伝える技術なんです。
ですので、コーチングの勉強をし、
資格は持っていますが、
普段はコーチとしての活動は全くしていません。
そんな状況での、コーチングの研修。
ロールプレイングもボロボロです…
とはいえ、グループワークで他の参加者の方と話したりして、
いい刺激をもらいました!
……と、思っていました、会場を出るまでは。
研修の会場を出て、電車に乗ったとたん、
どっと疲れが出たんです。
なんでだろう?と考えてみると、
その日一日、ずっとニコニコ笑顔で、
やたらハイテンションで話し続けていたんですよね…
なぜそんな陽気な私を演じてしまうのか?
それは、
「コーチングの学びをすっかり忘れて、
技術もさび付いている自分を直視したくないから」
です。
評価されるのが怖い…
資格更新研修の講師を務めていたのは、
コーチングスクールの代表を務める方でした。
私、その人の前に出ると、
本能的に「評価されるのが怖い」って感じてしまうようなんです。
できない私は、その講師に認めてもらえない。
だから、その場にいるのがふさわしくない。
無意識のうちにそんな風に感じてしまっていたように思います。
でも、丸一日その場にいなければいけません。
そこで私は、笑顔で陽気に振る舞うキャラを演じることによって、
なんとか一日をやり過ごそうとしていたんですね。
キャラづくりは、私にとっての
「自分にとって安心・安全を確保できない場での生存戦略」
だったんです。
生存戦略のあり方は、人それぞれです。
評価されるようにがむしゃらに頑張り続ける人もいるでしょうし、
逆に反抗することで「評価」という枠組みから外れようとする人もいるでしょう。
あるいは、できるだけ存在感を消して
空気のような存在としてやり過ごす人もいるかもしれません。
「評価」と「わたし」を切り離して考える
研修やセミナー等、知識を学ぶ場では、
先生と生徒という上下関係が発生することは仕方がありません。
先生という先達によって、知識や技能が、
正しく身に付いているか判断してもらわなければ、
知識や技能の向上はないからです。
しかし、受け取る側が、知識や技能と、
自分という人間の人格を切り離して考えなければ、
「評価されること」は、もろ刃の刃となります。
評価されればうれしい。
でも評価されないと、自分という人間の存在が否定されたり、
その場にいることを拒絶されているように感じてしまうからです。
本当はそんなことないのに。
相手がどんな評価をしても、
あなたという人間が損なわれることは本来ありません。
自分が「やってみたい」という気持ちを持てているか。
やってみて、どんな風に感じたか。
自分だけの物差しで判断するだけで十分なんです。
それでも、どうしても苦しい。
相手の評価に一喜一憂せず、
自分の成長のために素直に指摘を受け入る
ことは、本当に難しいことなのです。
誰かの評価に振り回されずに、
自分の考えや意見を持ちたい、
自分なりの考えや意見を言葉にできるようになりたい。
オンライントレーニングでは、
そんな方をサポートするお手伝いをしています。
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次回10月スタート、夏からお申し込みを開始予定です。
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もう少々お待ちくださいね。
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