ロジシンコラム

孤独感との向き合い方【ロジカルシンキングコラム】

渡辺まどか
渡辺まどか
こんにちは。渡辺まどかです。

先日、オンライントレーニングの
受講者さんと話していて、

コロナ以降リモートワークになって
孤独感を感じます…

というお悩みを伺いました。

 

リモートワークになって
孤独感を感じるという方、多いですね。

リモートワークかどうかは別として、
皆さんは孤独を感じるときはないですか?

今日は、「孤独感」について考えてみたいと思います。

 

孤独感を感じるのは「刺激が少ない」から

リモートワークになって孤独感を感じる
一つの原因は、刺激が少ないからです。

 

例えば、周りに人がいるだけで、
その存在が良くも悪くも目に入りますし、
話し声が聞こえれば耳に入ります。

同じ空間にいれば、当然のことながら
人間関係が生まれ、誰かとあいさつしたり
雑談したりといったコミュニケーションもあります。

 

ところが、リモートワークの場合、
オンラインでつながっているとき以外は基本家に一人。

リモートワークは、良くも悪くも、
「刺激が少なすぎる」のです。

カフェで仕事をすると集中できるとか、
コワーキングスペースで静かに音楽を流しているなんていうのは、
適度な刺激を感じることができるからなんですね。

 

リモートワークでなくても孤独を感じるとき

もう一つ、孤独を感じるケースがあります。
それは、「周囲から孤立している」と感じるときです。

周りにたくさん人がいて楽しそうに談笑していても、
自分はその輪に入っていけない。

渡辺まどか
渡辺まどか
そういうときは、やはり孤独を感じますよね。

 

周囲と繋がっていない
自分だけが異質で、異分子である
と感じてしまうとき、

「私はこの場にいてもいいんだ」と
感じられなくなってしまいます。

そうすると、周囲に人はいるのに
孤独を感じることになるのです。

 

「孤立している」と感じたときは

ただ、周囲の人があなたを
排除したいしたいと思っているかというと、
多くの場合そうではありません。

周囲の人は周囲の人で、
自分たちにとって当たり前の
行動・態度をとっているつもりで、悪気なく、

仕事上、必要な話を話しているだけだったり、
仲良くなった相手と雑談で
盛り上がっているだけだったり、

ただそれだけだったりするわけです。

 

それでも、そこに入っていけない自分、
周囲の人の態度に勝手に落ち込んでしまったりする
自分の感じ方を止められない人もいるかもしれません。

渡辺まどか
渡辺まどか
実はかくいう私もそういうタイプの人間です。

 

では、「自分が勝手に感じてしまう孤独」
とどう付き合えばいいのか。

一番シンプルな打ち手としては、
「その輪の中に入ってみる」ですね。

 

積極的にあいさつしたり、必然性はなくても
話しかけたり、雑談をしてみたり。

そういう小さい、目的のないコミュニケーションが、
相手との繋がりを作るのです。

 

話しかけたり雑談したりするのが苦手な場合は、
誰かの役に立てるような何かの係や役割
積極的に引き受けてみると、繋がりを作りやすくなります。

評価対象になるほどでもない、
何かの取りまとめ役や世話役なんかですね。

ちょっと時間と手間はかかりますが、
行動に起こすと、人の目に留まりやすくなります。

 

人と繋がることに疲れる人もいる

それでも、積極的に話しかけられるか、
人と繋がることにエネルギーを使えるか、
は人によって違います。

 

だから、もし、
周囲の人に積極的に話しかけられなかったり、
人と繋がり続けることに疲れるような場合でも、
それは変なことではありません。

「たくさんの人と交友できる」というのも、
それは努力してできることではない、
立派な才能の一つなんです。

(逆に、人と繋がるのが好き!という人は、
それはみんなができるわけではない、
自分だけの特殊な才能なので大事にしてくださいね!)

 

よく、才能というのは、IQが高いとか、
絵やスポーツが飛び抜けて上手いみたいなものとして
捉えられていますが、それはすごく狭い捉え方です。

才能とは、
「やってもやっても疲れずに続けられること」
を才能というのです。

 

才能のない分野では、人はがんばらないと
その行動を取ることができません。

だから、疲れてしまうんです。

人と繋がる、つながり続けることに疲れてしまうのは、
それが「あなたに合ったやり方」ではないからです。

 

夢中になることが孤独感を癒してくれる

人と繋がるのは好きではないけれど、
それでも孤独を感じる。

そういうときにどうしたらいいか。

それは、自分にとって
夢中になることを見つけることです。

 

自分が面白い、やりたい、時間を忘れてやってしまうことに
夢中で取り組んでいるときは、
正直忙しくて他の人がどうかなんて気にならないんですよ。

ようは、「人と繋がる、つながり続ける」
以外の方向に才能があるということです。

 

私の場合、個人事業主なので
仕事上の人間関係は狭く、マイペースなお付き合いです。

なので、頭を悩ませるのはどちらかというと
プライベートの方、特に、子どもの保護者同士の
お付き合いで凹むことが多いです。

 

ただ、そういう孤独感を感じるときって、
たいてい仕事に身が入っていなくて
事実上ヒマになっているときなんですよね…

そういうときは、目の前の仕事に
黙々と精を出すことで、孤独が気にならなくなります。

渡辺まどか
渡辺まどか
私にとっては、自分の中を通ったものを、
記事やセミナーの形にすることが、
私のやり方、私の才能のあり方だからです。

 

自分の才能を生かして行動しているとき、
その人はとても魅力的に見えます。
そうすると、自然とコミュニケーションが
はずみやすくなったりするんです。

ぜひ、自分らしい周囲とのかかわり方で、
孤独感を癒してくださいね。

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