いま、プロモーションチームと一緒にミーティングをして帰ってきたその足で、この原稿を書いてます。
いつも、ミーティングすると、楽しくて、アイデアをたくさん思いついて帰途に帰るのです。
月2回、都内まで片道1時間かけてミーティングしに行くのですが、その時間が楽しみで仕方がない。
なぜこんなに楽しみと感じているのかを考察してみました。
「チームで働く」ということ
なんでこんなに楽しいのかなと考えてみると、「仲間と一緒だからだ」ということに気づきました。
基本的には、私とプロモーションチームとは、「お金をお支払いして、サービスを提供してもらう」という関係です。
具体的には、メディア運営のコンサルティングと運営代行をお願いしているのですが、
私の印象としては、サービスの提供者と受益者って感じがしないのです。
むしろ、私の話すアイデアに、共感してもらったり、もっとこうした方がいいというアイデアをもらったり、アイデアを実行するための作業をお願いしたり。
まるで、【創業者(=私)と創業の仲間(=プロモーションチーム)】という感覚なのです。
丸投げするでもなく、コントロールするでもなく
そもそもの前提として、コンサルティングを受ける、ということは、決して受け身では成立しません。
コンサルティングをしてもらえばうまくいく、と、他人に自分の舵を丸投げしてしまうと、自分のビジネスなのに他人事になってしまうからです。
だから、あくまで、方向性を考える、やりたいことを考えるのは自分。
どんなことであっても、決定権を人に預けるようなことをするとうまくいかなくなります。
ただ、一方で、すべてを自分でコントロールしようとすると、チームワークではないんですよね。
アイデアを考えるのは私で、作業を発注するだけだったら、私の枠の範囲でしかアイデアが拡がらないのです。
全て自分でコントロールする、これってつまりは、「自分」を拡大しようとしているだけ。
そんな傲慢な考えなのです。
「チームで働く」ために必要な考え方
「チームで働く」ということは、他者に丸投げするのでもなく、他者を自分の手足のように使うのでもありません
自分のやりたいこと・できることを100%信頼するのと同じように、自分のできないことの大切さや難しさを100%信じること。
つまり、自分のアウトプットの価値と、他者のアウトプットの価値は、同等であると、
心の底から思えるとき、チームとして最高の力を発揮できる。
今の、私とプロモーションチームの関係は、まさにこの状態だからこそ、
サービスの受益者とサービスの提供者という関係を超えて、疑似的な創業チームのように感じられるのではないかと思います。
(ちなみに、私がお願いしているのは、株式会社 女子マネさんです。
興味のある方は、詳しくはこちらを見てくださいね。)
チームワークを発揮するために必要な3つの問い
これって、すべての「チームワーク」に言えることなのではないかと思います。
創業者と創業メンバーだけでなく、普通の組織の上司と部下の関係に。
部下が得意なことと、あなたが得意なことは違うんです。
部下の言動にイラっと来る前に、
- 部下の言動の意図は何だろう?
- 部下の言動の背景には、何があるんだろう?
- 部下の言動には、部下のどんな強みが隠されているんだろう?
そんな風に考え、部下の方に丁寧にヒアリングしてみてください。
リーダーシップというものは、部下を持たないと発揮できないものではないんです。
真のリーダーシップとは、
です。
部下がいようといまいと、後輩がいようといまいと、リーダーシップは発揮できるんです。
- 自分の強みは何だろうか?
- 私はこの仕事で、自分の強みをどんなふうに発揮できるだろうか?
- 私は、この仕事で何を学べるのだろうか?
そんな風に考え、目の前の仕事に取り組んでくださいね。
上司の方も、部下の方も、この3つの問いに、自分の言葉で、文章で答えてください。
文章として、自分の考えを形にすることがとても重要なのです。
3つの問いに文章で答えることは、経験を経験で終わらせず、自分の血肉にすること。
せっかくの経験を消費するのではなく、あなたの財産にするために、ぜひ定期的に文章にしてみてくださいね^^