現在、着々と『書籍第2弾』の企画が進行中です。
2冊目は、より実践的で取り組みやすい、「できた!」という実感を持ってもらいやすくするために、いくつかケース(シチュエーション)を想定して、それぞれにワークシートをつける、という仕掛けを考えています。
先日、その本の企画のため編集者さんと話していた時に、編集者さんから、
それ以外ってないんですか?例えば、報告とかプレゼンとか
と聞かれました。
結論から言うと、私は、基本的には「依頼」か「提案」しかないと思っています。
(少し特殊なものとしては、「合意」というものがありますが、ここではちょっと置いておきます)
それはどういうことなのかを解説していきたいと思います。
ビジネスコミュニケーションと「依頼」「提案」の違い
世の中にはたくさんのビジネスコミュニケーションが定義されています。
例えば、
- ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)
- プレゼンテーション
- ネゴシエーション(交渉)
など。

そういったビジネスコミュニケーションと「依頼」「提案」の違いは何か?
それは、手段か目的かの違いです。
「ほう・れん・そう」も「プレゼン」も「交渉」も、「それを行う」というという行為を示しているにすぎません。
つまり、コミュニケーションの【手段】です。
一方、
- 「依頼」は、「あなたに○○してほしい」という相手に自分の意図するような行動を促すもの
- 「提案」は「あなたが○○した方がいいと思う。○○しませんか?」と相手に行動を誘いかけるもの
です。
なにがしかの「手段」を使ってコミュニケーションをとることで、相手に行動をしてもらう。
依頼や提案は手段ではなく、【目的】なのです。
ビジネスコミュニケーション・・・手段
「依頼」「提案」・・・目的
自分が意図する目的を達成するためのロジカルシンキング
依頼や提案以外に相手に行動を促すものがないから、目的は依頼か提案(そして合意)しかないのです。
そして、私のロジカルシンキングは、相手に「伝えて終わり」ではなく
ことをゴールにしています。
スタートは「○○したい」という情熱。
それを具体化し、伝えて、行動してもらって、その情熱を達成するためのコミュニケーションなのです。
いかがでしたでしょうか?
こういったコミュニケーションに関する疑問・質問もお待ちしてます^^