コミュニケーション

ビジネスコミュニケーションと「依頼」「提案」の違いとは?【ロジカルシンキングコラム】

渡辺まどか
渡辺まどか
こんにちは、渡辺まどかです。

現在、着々と『書籍第2弾』の企画が進行中です。

2冊目は、より実践的で取り組みやすい、「できた!」という実感を持ってもらいやすくするために、いくつかケース(シチュエーション)を想定して、それぞれにワークシートをつける、という仕掛けを考えています。

先日、その本の企画のため編集者さんと話していた時に、編集者さんから、

渡辺さんの考えるケースは、どれも『依頼』か『提案』ばかりですね。
それ以外ってないんですか?例えば、報告とかプレゼンとか

と聞かれました。

結論から言うと、私は、基本的には「依頼」「提案」しかないと思っています。
(少し特殊なものとしては、「合意」というものがありますが、ここではちょっと置いておきます)

それはどういうことなのかを解説していきたいと思います。

ビジネスコミュニケーションと「依頼」「提案」の違い

世の中にはたくさんのビジネスコミュニケーションが定義されています。

例えば、

  • ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)
  • プレゼンテーション
  • ネゴシエーション(交渉)

など。

そういったビジネスコミュニケーションと「依頼」「提案」の違いは何か?

それは、手段か目的かの違いです。

「ほう・れん・そう」も「プレゼン」も「交渉」も、「それを行う」というという行為を示しているにすぎません。

つまり、コミュニケーションの【手段】です。

一方、

  • 「依頼」は、「あなたに○○してほしい」という相手に自分の意図するような行動を促すもの
  • 「提案」は「あなたが○○した方がいいと思う。○○しませんか?」と相手に行動を誘いかけるもの

です。

なにがしかの「手段」を使ってコミュニケーションをとることで、相手に行動をしてもらう。

依頼や提案は手段ではなく、【目的】なのです。

まとめ

ビジネスコミュニケーション・・・手段

「依頼」「提案」・・・目的

自分が意図する目的を達成するためのロジカルシンキング

依頼や提案以外に相手に行動を促すものがないから、目的は依頼か提案(そして合意)しかないのです。

そして、私のロジカルシンキングは、相手に「伝えて終わり」ではなく

渡辺まどか
渡辺まどか
考えて、伝えて、行動してもらって、自分が意図する目的を達成する

ことをゴールにしています。

スタートは「○○したい」という情熱

それを具体化し、伝えて、行動してもらって、その情熱を達成するためのコミュニケーションなのです。 

いかがでしたでしょうか?
こういったコミュニケーションに関する疑問・質問もお待ちしてます^^

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