早くも2019年の半分が終わり、後半戦。
時間がたつの、早すぎです…
さて今日は、私の恥ずかしい失敗談をさらしてみたいと思います。
うつ病が良くならず、前職のコンサルティング会社を退職したのち、
たまたまビジネススクールの友だちに
と言われたことを真に受けて、私はセミナー講師と名乗り、活動を開始しました。
そのころのお話です。
あるセミナーでの出来事。
その道ではかなりの大御所の方が、たまたま通りがかりに私のセミナーに顔を出しました。
私が話している内容が少しは彼の気を引いたのかもしれません。
彼は一通り私が話している内容をじっと聞いていました。
そしてセミナーが一通り終わった後、
とコメントしてくれました。
それによって、内容に深みがでて、受講していた方も「なるほど!」と深く納得。
いい雰囲気で終わりかけたところで、私はその大御所の先生に
とお願いしました。
するとその先生は
とそっけなく答えて帰ってしまいました。。
「なんでさわりだけ話して教えてくれないのよ、ケチ!」と恨む気持ちと、
「人のコンテンツを盗もうとしたことを見透かされてしまった、恥ずかしい」と思う気持ちでいっぱいになり、その後どうやってそのセミナーを終わらせたのか覚えていません。
自分のネガティブな気持ちを相手に丸投げしていませんか?
私の何が悪かったのか。
それは、私の言動のベースには
という気持ちがありました。
その不安を手っ取り早く解消する方法として先生に頼ろうとした結果が、
「教えてください」だったのです。
つまり、
と言えます。
丸投げされたことを見透かしたのでしょう、彼は「それは自分で」と冷たく突き放したわけです。
自分の言動のベースに、怒りや不安、恥ずかしさなどの気持ちがあったとき、手っ取り早くそれを解消するために、相手に頼ろうとしたり、逆に相手を否定したくなる時があります。
自分のネガティブな気持ちに向き合わず、
それを相手に丸投げすることで解消しようとしている、
それは、子どもの八つ当たりや甘えと何ら変わらない行動です。
そのような行動を続けていると、
いつまでも自分の情熱、つまり、やりたいこと、伝えたいことが見つけられません。
情熱の大切さについてはこちらの記事をご覧ください↓
自分の行動のトリガーが、他者にある(他者に命令されるから、他者と比較して恥ずかしいから…etc)ため、うまくいかないと他責にしたくなり、うまくいっても自分自身を肯定することができないため、永遠に満ち足りた気持ちになれないのです。
例えば、仮にその先生が詳しく教えてくれたとしても、私は借り物の知識を手に入れ語ることになったでしょう。
しかし、「一般的に正しいとされる内容、手っ取り早く教えられる内容」を教えても、受講される方が深く納得することはないでしょう。
また、他のロジカルシンキングを教える講師と差別化できるような何かを手に入れることもなかったでしょう。
他者への八つ当たりや甘えを止める方法
では、どうすれば、八つ当たりや甘えを止めることができるのでしょうか。
怒りや不安、恥ずかしさの背後には、必ず
- こうあらねばならない
- これをしてはいけない
という自分がとらわれている価値観があります。
その価値観に気づくと、怒りや不安、恥ずかしさの奥底に、
「こうしたかったのに」
「こうしてほしかったのに」
という、子どものような素朴な期待・希望・願望を見つけることができます。
素朴な期待・希望・願望に気が付くと、自分が本当に取りたかった行動、やりたいことや伝えたいことが見えるようになります。
自分の気持ちに向き合うときには、日記がオススメです。
ぜひ、自分の感じていることを包み隠さず、日記に吐き出してみてください。
そうすると、自分を縛る価値観や、自分の素朴な期待・希望・願望が見えやすくなりますよ。
さらに詳しいやり方を知りたい方はぜひコメントくださいね!