渡辺まどかです。
昨日、とある企業のお客様と
新しい研修について
ディスカッションをしてきました。
身の上話から、最近の悩みまで、
3時間以上
いろんな話をしていたのですが、
そこから今までにないような
研修のアイデアが沸いてきました。
お客様も私も
これは面白いアイデアだと大興奮、
私に至っては
今もまだ
興奮状態が続いています…!!
何がすごいって、
お客様の制約条件をクリアしながらも、
ニーズに応える提案ができたこと。
そして、私の
今までの活動すべてが
前提となり集約される、
集大成のような研修に
なりそうだからです。
仕事をしていると、
大きなチャンスを得たり、
自分がぐんぐん成長できていることを
実感できる時期もありますが、
上手くいかず停滞する時期もあります。
停滞する時期には、
「私、何をやっているんだろう?」
「何の役に立つんだろう?」
と感じて、
モチベーションが
落ちてしまうこともしばしば。
それでも、
「今できることを、誠実に、精一杯に」
という気持ちで
仕事に取り組んできてよかったな、
と思わずにはいられませんでした。
そして、もう一つ、
これまで出会った人のことを
忘れることはできません。
病気のため当てもなく退職し、
何の肩書もなかった私に、
最初に企業研修の話をくれた昔の上司。
私を信頼して、
研修を任せてくださった、お客様。
営業活動のなんたるかもわかっていない私に、
見返りもないのに活動内容を考え、
一緒に営業に同行してくれたビジネスパートナー。
書籍を書かないか?と
持ち掛けてくれた編集者さん。
そして、
セミナーを受講してくれるみなさん。
同じ時を過ごした多くの人が
私にしてくれたことが、
今の私につながっているんです。
そう考えると、
自分一人の成果ではなく、
多くの人に支えられて今があるのだなと、
感じ入らずにはいられません。
感謝の気持ちを伝えたいと思うけれども、
中には、もう会えない人もいます。
そういう時に、いつも私が思い出すのは、
自分が受けた恩は、その人に返さなくてもいい。
他の人に、その恩を渡してあげるだけでいい。
という母の教えです。
この言葉は、私の母が、
昔親切にしてもらったお隣さんに
かけてもらった言葉だそうで、
幼いころから幾度となく
私に教えてくれたものです。
人にしてもらったこと、
ありがたいと思った気持ちは、
もちろんその人に伝えられたらいい。
でも、直接報いることができなくても、
その感謝の気持ちを持って、
他の人に親切にしたり、
自分ができる精一杯の献身ができればいい。
優しくて、よりよい世界を作る
いい言葉だなと思っています。
うまくいかないときこそ、
できることを、精一杯に。
うまくいったときには、
感謝の気持ちを。
直接伝えられなくても、
それをほかの誰かに渡していければいい。
必ず、未来のあなた、
未来の社会に貢献していますよ。
あなたがいてくれること、
周りの誰かに何気なくしたことが、
巡り巡って誰かの支えになってくれています。
ただ、あなたが
いてくれるということは、
それだけで、本当に素晴らしい、
ありがたいことなのです。
ありがとうございます(^^
そして今日も健やかにお過ごしくださいね。