自分の思いを言語化する技術

「やりたいこと」をやるために大切なこと

渡辺まどか
渡辺まどか
こんにちは。
渡辺まどかです。

「言語化」に焦点を当てた
シリーズの第9回目です。

 

1回目:
言葉の引き出し【前編】
(語彙を増やす&言葉を粘り強く選ぶ)

2回目:
言葉の引き出し【後編】
(ぐっとくるキーワードを掘り下げる)

3回目:
自分なりの考え・アイデア【1】
(責任範囲の少し外を、自分事で考える)

4回目:
自分なりの考え・アイデア【2】
(「課題」と「実行手段と手順」の解像度を上げる) 

5回目:
自分なりの考え・アイデア【3】
(相手に誠実に向き合うための「自分の信念」) 

6回目:
自分なりの考え・アイデア【4】
(「自分の信念」の育て方) 

7回目:
あなたの本質【1】
(わがままを生かして社会に貢献する)

8回目:
あなたの本質【2】
(自分らしいリーダーシップ)

前回は、

リーダーシップとは、
自分のわがままを生かして、
自分が自分らしさを発揮しやすい形」で
組織や社会に関わること、
そのために、
自分のわがままを認めることが大事だ

というテーマをご紹介しました。

 

大事なのは、
自分本位に」かつ能動的に
かかわることです。

「自分本位に」なので、
「やらなければならない」

ではなく

「やりたい」が
ベースになっていることが大事です。

 

「やりたい」「やっていて嫌じゃない」という気持ちを大切に

「やらなければならない」は、他者の期待、
他者が課す義務や役割を果たすことが目的です。
軸が自分ではないので、
「自分本位」にはあたりません。

「自分本位に」取り組むとは、
自分の気持ちを大事にする
ということです。

だから、
「やりたい」と
感じるかどうかが大切なのです

ただし、
「やりたい」という
ポジティブで強烈な“欲”でなくても、いいです。

渡辺まどか
渡辺まどか
やっていて嫌じゃない
であればOKです。

 

え、そんなのでもいいの?
と感じられるかもしれません。

 

いいんです

 

「やっていて嫌じゃない」
と思ったことは、楽に取り組めます。

 

そこには、
あなたが感じる心地よさや楽しみ、
やりがいや喜びと
重なる部分が必ずあります。

 

ただし、
「やっていて嫌じゃない」ことを、
最大限、相手に対して
誠実に取り組んでみてください。

誠実に取り組むとは?

 ここでいう誠実に、とは

損得や評価
結果・成果は
脇に置いて、
どうすれば、
相手に寄り添うことができるか、
相手の悩みや困りごとを解決できるか
に全力を注ぐということです。

誠実に取り組むのは、
意外と難しいものです。

 

普段私たちは、
目の前にある仕事をこなすことで
いっぱいになりがちです。

売り上げを上げろとか

目標を達成しろとか

今期中に解決しなければならない課題の進捗はどうなっているんだとか

取引先や競合や法規制やらの
要請にどうやって応えようとか

とにかく、
やらなければならないことが
山積している状態です。

この状態は、
誰かのために、
組織のために、
働いているように見えますが、

誰かの指示・命令の通りに、
あるいは誰かの期待を忖度して
動いている状態にすぎません。
つまり、「能動的」ではないのです。


「能動的である」とは、
自分がやりたいと思うことを、
実際の行動に移す勇気を持つだけでなく、


やりたくないと思うことを
やらない勇気を持つということです。

 

心が悲鳴を上げる前に、人に任せることも大切

やりたいと思うことをやるのは、
まだ簡単かもしれません。


しかし、
やりたくないと思うことを
やらないのは難しい。

 

自分は弱い、
ダメだ、
未熟だ
ということを受け入れることと
イコールだからです。


しかし、

渡辺まどか
渡辺まどか
そもそも、あなたに向いていないから、やりたくないと感じるんですよ。


体や心が動かない、
我慢して頑張らないと取り組めない。

それでも
「やらねばならない」と思うのは、

 

それが
義務だから、
役割だから、
誰かの期待に沿う必要があるから、
それをやったほうが
 自分の得になるから。

 

やりたくないことを
我慢してやるということは、
結局は自分本位から
かけ離れた行為なのです。

 

自分らしさとはかけ離れたことをやると、
あなたを消耗させ、
わがままを殺し、
イライラや
抑うつをため込むだけ。

 

 


結局は、
結果・成果にもつながりません。
損得や結果・成果さえ
気にしなければ、
嫌だと感じることを
やらなくても何とかなります。


あるいは、
自分以外の人に任せることで、逆にもっとうまくいきます。

● 自分が「やりたい」「やっていて嫌じゃない」と思うことに、

「自分本位に」かつ「能動的に」取り組んでいく

● 目の前のことに、誠実に損得や評価、出来不出来にとらわれずに

● 相手に寄り添い役に立つにはどうしたらいいかを最優先事項として、
自分が楽にできる方法で取り組み続けると、結果的に結果・成果が出る

短期的な他者からの評価ではなく、
自分の満足、自分がどう感じるかを
基準にすることが、中長期的な成功につながるのです。

 

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